root
646 views

頭の片隅に置いておきたいレスポンシブデザイン10か条

機能的で楽しいモバイル用アプリを開発するには、まず実用性が求められます。アイディアはよかったけど、実際ローンチすると使われない・・・。ということがないよう、開発時に覚えておきたい「使えるモバイルアプリ」のための10の開発ポイントをご紹介します。

「使えるモバイルアプリ」開発10のポイント

1.フローマップを作ろう

複雑でわかりにくいフローマップはユーザーを混乱させるだけです。いきなりデザインをするのではなく、まず、ナビゲーション構築に優れたフローマップをつくりましょう。

2.優先順位をはっきりさせよう

機能の開発を優先してから細部のデザインに入りましょう。順序が逆になってはいけません。デザイン変更は、数時間から数日かかる場合もありますが、優先すべきは機能です。

3.最高解像度で開発しよう

開発の基本は、最高解像度です。時代とともに標準モバイルデバイス解像度は上がっています。スケールダウンは、簡単ですが、その逆のスケールアップは、容易ではありません。基本に忠実に開発しましょう。

4.人差し指の幅を覚えよう

ユーザーがスクリーンタッチすれば、すぐにボタンが押せなくてはいけません。平均的な人差し指の幅が1.6~2cmであることを忘れずにデザインしましょう。

5.アニメーションは極力避けよう

アプリ立ち上げ時のアニメーション。本当に必要ですか?ユーザーは、情報に早くたどり着きたいと思っています。そのため、アニメはユーザーにストレスを与える可能性があります。最悪の場合、離脱してしまうこともあるでしょう。どうしても入れたい場合は、必要最小限にしましょう。

6.ロード中がわかるようにしよう

アプリのローディングがあまりに長いと、誤作動を起こしていると思われる可能性があります。空白の画面のまま
ユーザーを待たせることのないよう、ロード中とわかるアイコンやアニメーション、または、進行状況がわかるインジケータを作りましょう。

7.OSスタイルを意識しよう

それぞれのモバイルOS、AndroidとWindows Phone 7は異なるスタイルを持っています。例えば、Windows Phone 7仕様のアプリは、iPhoneユーザーからすると使いにくく、混乱を招きかねません。すべてのアプリが特定のOSに偏る必要はありませんが、OSスタイルを意識して開発しましょう。

8.スクリーンの実寸を頭にいれよう

27インチのディスプレイで開発をしていれば、もっと詰め込みたいという衝動に駆られるかもしれません。しかし、
そんな気持ちを抑えて、デバイスのスクリーンサイズをプレビューしながら、こまめに作業を進めましょう。

9.最終アップデートは第三者の意見を聴こう

開発者の使い方がすべての人と同じとは限りません。素晴らしい最高のアプリと思っても、世に送り出す前に、必ず第三者の意見を聞いてから最終アップデートを行いましょう。

10.スワイプの乱用は避けよう

すべてのインターフェイスが見える必要はありません。

iPhoneのメールアプリは、スワイプだけで受信ボックスからメールの削除が簡単にできるので好評ですが、スワイプ機能の乱用は、ユーザーを混乱させる原因になる為、注意が必要です。

「使いやすさ」が成功のカギ

人気のモバイルアプリの共通点は、内容もさることながら、それ以上に使いやすさが挙げられます。
つまり、いかにユーザー目線の開発ができるかが成功のカギといえます。

まずは、ユーザーを混乱させないシンプルで使いやすいフローマップの作成です。次に、機能性を優先させてから、タッチしやすく、使いやすいスワイプ操作をデザインしましょう。これらのポイントを抑えたなら、次の人気モバイルアプリの開発者はあなたかもしれません。

参考:
Designing a Mobile App? Don’t Make These 10 Mistakes  By Ryan Matzner

画像: photo credit: liewcf via photopin cc

 新規事業・UXデザインのことなら私たちにご相談ください。

私たちは事業戦略に応じたプロダクトデザイン戦略策定からUXデザイン、人間中心設計に基づいたデザイン手法を実行することで事業の立ち上がりから成長までの過程を支援します。サービス開発、UXデザインのことでお困りの方は、rootまで気軽にご相談ください。

root

公式アカウント

root

公式アカウント

「芯を問い、成長に貢献する」をミッションに事業戦略に応じたプロダクトデザイン戦略の立案からUXデザイン、人間中心設計に基づいたデザイン手法を実行することで事業の立ち上がりから成長までの過程を支援します。

SNSをフォローする

ストーリー&インタビュー

人気の記事

問い合わせ

プロジェクトに関するご相談やお見積依頼はこちらからご連絡ください。社内で検討されたい方のために事業紹介をまとめた資料をお送りすることも可能です。

採用情報

rootのカルチャーに興味があり一緒に働きたいとお考えの方はこちらをご覧ください。正社員、パートナー、インターン等雇用形態に限らず受け付けております。