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スマートフォンユーザーを見逃さないために!やるべきWebマーケティング戦略10選

今や2人に1人といわれているスマートフォンユーザー。自社のWebサイトをアクセス解析で調べてみると、スマートフォンから自社のサイトを見ている人が多いことに驚いている担当者も多いのではないでしょうか?
今回は、スマートフォンユーザーを見逃さないためにやるべき10のWebマーケティング戦略をご紹介します。

やるべき10のスマートフォン対策

1.自社のFacebookページを用意する

ユーザーがスマートフォンを使うのは、主に通勤・通学時間やお昼休み。この時間にアクセスが集中しやすくなります。特に調べ物がなくても、Facebookなどのソーシャルメディアを見て時間をつぶしている人もいます。そんなときに自社のソーシャルメディアから情報を流しておくことで、スマートフォンユーザーの目に留まりやすくなるのです。
また、ソーシャルメディアはスマートフォンからでも使いやすいように工夫されているため、自社で何か特別な取り組みをしなくても、自然とスマートフォンから見やすく表示されるのもメリットといえます。

2.レスポンシブデザインを採用する

Webサイトにレスポンシブデザインを採用する企業が増えてきました。レスポインシブデザインとは、デバイスの画面のサイズに合わせて自動でWebサイトのデザインを変化させることができるWebデザインのことです。
レスポンシブデザインにすることで、わざわざパソコン用とモバイル用のホームページの両方を持ち、管理する必要もなく、URLも1本に統一できることも人気の理由となっています。

3.外出先で調べたいコンテンツを用意する

スマートフォンサイトのSEO対策として、スマートフォンユーザーの視点から見たときに「外出先からどんなことを調べたいと思っているのか?」ということを考えてみてください。
例えば、外にいる場合、そこから直接行けるお店を探すことがありますよね。こんなときは、「サービス名」×「住所」「最寄り駅」「営業時間」などの検索キーワードを入力する人も多いのではないでしょうか。このようなキーワードを意識してコンテンツを用意し、Webサイトに取り込むことで、スマートフォンユーザーが検索したときに見つけてもらいやすくなります。

4.動画コンテンツを導入する

ここ最近Webマーケティングの一環として、コンテンツマーケティングや、セールスページに動画を導入するサイトが増えてきました。文字では伝わりきらないであろうメッセージを動画から伝えられる、スマートフォンユーザーが小さい画面から文章を読むことなく欲しい情報を得られる、などがその理由です。
文字を読むのが苦手な人も、動画であれば再生ボタンを押すだけで簡単にコンテンツを楽しむことができます。また、優れた動画コンテンツはソーシャルメディアでシェアされる可能性もあり、そこからアクセスを増やしていくことができます。

5.読みやすくなるように改行の仕方を意識する

スマートフォンが登場する前は、携帯電話から見たときに文章が読みやすくなるように文章の途中でも1行ごとに改行をするのが当たり前でした。しかし、スマートフォンユーザーが増えてきたことで、文章の途中ではなくパラグラフごとに改行するようになりました。
スマートフォンから見るとその違いは明らかで、細かく改行してあるほど文章が途切れているように見えて、読みにくくなってしまいます。記事の投稿はパソコンから行っている企業がほとんどかと思いますが、スマートフォンから読んだときの読みやすさも意識して改行をするようにしましょう。

6.お問い合わせフォームはできるだけ短くする

ユーザーがスマートフォンから自社のサイトを見て、「購入しよう」「お問い合わせをしよう」と思ったときに、フォームが使いにくいとせっかくの購買欲も下がってしまいます。少しでも問い合わせをしやすくなるように、ユーザーのデータをたくさん集めたい気持ちをぐっと抑えましょう。
記入事項は必要最低限のものだけにし、選ぶべき項目もできるだけシンプルなものにすることが大切です。また、このとき、選択ボタンや送信ボタンを大きく表示することで操作がしやすくなります。

7.スマートフォンの機能を活用する

スマートフォンには、自分がどこにいるのかがわかる「位置検索」機能がついています。その機能を自社のホームページで活用し、ユーザーが自動的に一番近い店舗を認識できるように設定しましょう。こうすることで、ネットにいるユーザーを店舗へ呼び込むO2O(オンラインtoオフライン)マーケティングに役立てることができます。
また、スマートフォン独自の機能に、クリックをするだけで自動的に電話がかけられる「電話発信」機能があります。外出先から予約をしたい場合や電話で問い合わせをしたいときなどに、この「電話発信」機能を使うことで、ワンクリックで簡単に電話をすることができます。

8.メニューバーの項目は5個以内にまとめる

メニューバーの項目がたくさんあると、ごちゃごちゃしていてスマートフォンからでは見にくいことがあります。できれば5個以内にまとめましょう。表示したいページがたくさんある場合は、トップメニューバー以外の場所に、違うメニューバーを置くなどして整理するという方法もあります。
レスポンシブデザインを使っていると、パソコンとモバイルのどちらからの見やすさを追求するべきか迷うものですが、アクセス解析で自社のユーザーがどのデバイスを多く使っているのかを調べ、その結果に応じて優先するべきポイントを決めるとよいでしょう。

9.PC用とモバイル用を切り替えるボタンを用意する

Webサイトによっては、パソコンやタブレットから見ているのにスマートフォン用のデザインが表示されたり、逆にスマートフォンから見ているのにパソコン用の画面のままになっていたりする場合があります。画面に合っていないデザインでサイトを見ようとすると、使いにくいものです。
また、スマートフォンからでもパソコン用のデザインで見たいユーザーもいるでしょう。そんなときのために、ユーザーが手動で「パソコン用」と「モバイル用」のデザインを切り替えることができるボタンを用意しておくとよいでしょう。

10.スマートフォンから確認する癖をつける

自社のサイトがスマートフォンに対応しているからといって安心してはいけません。記事の投稿や写真の変更などでWebサイトを更新したら、スマートフォンからどのように見えているかを常に確認するようにしましょう。また、ブラウザによって見え方が違う場合があるので、「Safari」だけでなく「Chrome」などからもチェックするようにしてください。
確認するべきポイントは「メニューバーの操作のしやすさ」「フォームの使いやすさ」「コンテンツの読みやすさ」「写真とのバランス」「動画の見やすさ」などです。ECサイトであれば、実際に注文してみることでユーザーの視点を理解できるでしょう。

スマートフォン対策は売り上げに直結する

今後もますます増大するであろうスマートフォンユーザー。このことを意識してWebサイトを改善したところ、「売り上げがアップした」「問い合わせが増えた」という声も増えています。パソコンの画面から作業することが多いと、どうしてもスマートフォンユーザーを意識する機会が少なくなってしまうものですが、パソコンとセットで、スマートフォン画面からも必要な確認をするようにしましょう。

参考:
Marketing to smartphone users? Think mobile behavior before mobile technology by Scott Thompson
Mobile SEO Best Practices & Smartphone SEO Tips By Lee Odden
The Anatomy of a Successful Responsive Website
勝てるスマートフォンサイトのユーザビリティ8選

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