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こだわりがチームを強くする。メンバーそれぞれのこだわりをシェアするrootの自由研究会を始めました

こんにちは、root 鈴木です。

みなさんはなにか「〇〇オタク」と呼べるほど、熱心に探究を続けているテーマがありますか?

rootには「こだわりがチームを強くする」というバリューがあり、メンバーのこだわりを大事にするカルチャーがあります。実際、自分なりのテーマを持ち、関心を深めているメンバーも多くいます。例えば、過去にメンバーインタビューに登場した棚橋さんは、「漫画読解オタク」です。漫画の物語の構造を紐解いたり、登場人物の心情背景を独自に分析したりと、漫画を深く読み解くことにこだわりを感じます。他にも、岸さんは「情報設計オタク」で、情報が人間に対して変化を促していくダイナミズムに関心を持たれています。

一人ひとりが持っているこだわりをシェアできれば、お互いの持つ知識を交換したり、それぞれのこだわりに応じた案件のアサインができたり、ポジティブな効果も期待できます。

そこで、それぞれのメンバーがもつ関心やこだわりを発表し合えたら面白そうだね、という話があがりました。今回はそんな背景から実施している「自由研究会」について、ご紹介したいと思います。

メンバーの関心が重なり、さまざまな観点が共有される

自由研究会は月に一度開催しています。1回あたり発表者が1人で、15分発表+15分質疑ディスカッションの合計30分で実施します。発表内容は、個人の関心やこだわりを軸に発表者に任せていますが、1つだけ制限を設けました。それは普段業務でなかなか扱うことがない領域をテーマにすることです。

rootでは普段からプロジェクトリフレクションという場で、プロジェクトに関するシェアを行っています。そのため自由研究会ではプロジェクトに関係なく、それぞれが関心をもっていることに定めました。また、今の業務に直接関わらないからこそ、今後組織に必要となったときに有用な知識である可能性があると考えています。

第一回目は今年の6月に実施しました。社内で開催を呼びかけた所、全メンバーの半数近い人数が参加してくれました!

第一回は、UXデザイナーの岸さんが発表者です。アクセシビリティの学術的な定義に関する発表を行ってくれました。

デザインを行う中でウェブアクセシビリティの概念に触れることはあっても、アクセシビリティという言葉自体がどういった意味をもっているのかについてこれまであまり意識していませんでした。岸さん自身も、改めて視野を広げ、体系的に理解したいという気持ちからこのテーマを選ばれたそうです。

岸さんが調べたアクセシビリティに関する定義やユーザビリティの定義との違いについて発表が行われた後は質疑で盛り上がりました。

参加したメンバーも、今関わっている案件や自らの興味との重なりを発見し、質問を投げかけることが多かったように思います。私自身も興味関心をよせている「ブランディング」との関係をイメージして『アクセシビリティを高めていくとデザインが均質していかないか?』という質問を行いました。

アクセシビリティでは推奨フォントや色があります。他にも文字を大きくしていく選択をとっていけば画面に入る要素が減り、デザイン対象が狭まっていくのではないか、サービスが実現したい世界とのバランスを見据えた方針策定が重要なのではないかといった議論がされました。

あなたのこだわりを聞かせてください

以上がrootで実施した自由研究会の様子でした。「こだわりがチームを強くする」のバリューを重視した活動になったのではないかと思います。

rootでは、「こだわりがチームを強くする」に加えて、5つのバリューを策定しました。価値観が言語化されたことで自分たち自身も「root らしさ」をより意識するようになったと感じています。

「自由研究会おもしろそうだな」と気になってくれた方には、ぜひ他4つのバリューも見ていただけたら嬉しいです。

そして、もしバリューに共感してくださった方がいらっしゃれば、ぜひお話ができればと思います。気軽にご応募ください。お待ちしています!

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