【イベント】サービスデザインのための組織作りとデザイナー育成

いよいよ今週8日(金)に、弊社で主催する Service Design Night vol.2 が開催されます。

Service Design Nightは、事業開発やプロダクトの構築プロセスにおける様々な課題について、デザイン視点で問題定義し、それぞれの組織やチームがナレッジを共有/議論する場をポリシーに掲げて運営しています。

第2回の開催にあたり、“ユーザーに愛されるサービスデザイン”と“組織作り&デザイナー育成”をテーマに、事業開発やプロダクト開発におけるデザイン思考を中心とした組織作り、文化、仕組み作りをどのように行っていくか?についてディスカッションしていきます。

デザイナーだけがデザインを考る時代からのシフト

昨今の業界のトレンドとして「UXデザイン」や「サービスデザイン」といった概念が広まりました。その背景には、ただ企画に合わせたプロダクトを作るだけでなく、適切なユーザー体験を提供してはじめてプロダクトの役割が果たせる、という考えがあります。
しかし、事業成長における3本の矢を「ビジネス、エンジニアリング、デザイン」とすると、各々の領域でそれぞれの事業やプロダクトにおける課題を解決するためのコミュニティーや勉強会が開催されているのが現状です。
ただ、事業開発やプロダクト開発を円滑に進めるために求められる3本の矢は個々に独立した動きをするものではなく、お互いが連携し合う必要があるのではないでしょうか?

経営者(プロジェクトマネージャー)、エンジニア、デザイナーがそれぞれの職域のことだけを考えていては、効果的な事業/プロダクト開発は難しいように思います。
私達は、その3本を繋ぐきっかけとして、組織作り、デザイナー育成が最大のテーマになると考え今回のイベントを企画しました。

非デザイナーにデザインの価値を理解してもらうために

今回イベントへご参加いただく方の7割はプロダクトのデザインに関わるディレクター(UXデザイナー)、デザイナー職の方々です。
参加者の皆様には、ぜひこの会を通じて“デザインを考える場をデザインチーム内からビジネスチームやエンジニアリングチームを含む組織全体に広げていくきっかけを得られる場”として役立てていただければと思います。
また、非デザイナーの皆様には「デザイナーが普段何を考え、プロダクト開発に取り組んでいるのか」や「組織においてデザインをどう捉え実践していくことが有効なのか」を知り、今後の事業/プロダクト開発を考えるきっかけの場にしていただきたいと考えています。

ひとつの答えを定義する場ではない

今回のイベントテーマは広義な課題設定となっています。参加者ひとりひとりが、所属する組織やチームによって異なる課題感や問題意識を持っていると思います。
登壇者の発表内容からひとつの答えを見出す場としてイベントを終えるのではなく、ご登壇いただくゲストの方々や会場全体のディスカッションを通じて、それぞれの取り組みや実践から得られた知見を共有し、新たな切り口や考え方を発見する気づきの場となることを目的としています。
そのため、当日は参加者の皆様にも出来る限り意見を出していただき、様々な視点を取り入れたディスカッションをしながら、このテーマについて全員で考える場を作ることができればと考えています。

※事前にご質問やご意見等ある方は、ぜひ下記のハッシュタグを付けてツイートください。

また、イベント当日も休憩時間中にポストイットを使った質問受付を行います。
普段現場で感じる課題、テーマとして議論したい議題等のある方はぜひ発信していただければと思います。


当日ご参加いただく皆様にお会いできることを楽しみにしております。
また、今回ご参加いただけなかった方々には次回Service Design Night開催時にお知らせを送らせていただきますので、dots内のコミュニティーページよりクリップをお願いいたします。
http://eventdots.jp/ownerpage/sdnight

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