デジタルハリウッドにて全4回夏季集中特訓『UI/UXデザイン実践講座』を実施しました。

デジタルハリウッド東京本校にて全4回夏季集中特訓『UI/UXデザイン実践講座』の講師を弊社代表の西村が担当させていただきました。

授業概要

第1回 【UI/UXデザイン基礎】

UIとUXは何が違うのか、基本的な考え方の学習から、デザイナーとしてUI/UXデザインをどのように実践に活かしていくのかを学習

第2回 【UXデザイン実践】

ペルソナシート、カスタマージャーニーマップを使った利用者像の体系化からペーパープロトタイプ制作を通じ、ニーズをデザインへ起こす一連のプロセスを体験。

第3回 【UIデザイン制作基礎】

UIデザインにおいて重要なガイドラインや考え方の学習、SketchやPhotoshopを活用した制作プロセスの学習。

第4回 【UI/UXデザイン実践】

お題として提示されたサービスを元に自身で一連の画面設計(UXデザイン制作)、制作(UIデザイン制作)を行います。
利用者のニーズに紐付いたデザインの作り方を学習。

イベント詳細:http://school.dhw.co.jp/school/tokyo/event/event076.html

授業を終えて

全4回と短い期間で座学と実技の両方を組み合わせたカリキュラムを体験してもらいました。
座学での概念理解だけでは実務に取り入れることが難しいと考え、座学と実技を交互に行うことでトライアンドエラーを繰り返し実際に自分でアプリのデザインを仕上げるまでの過程を体験してもらいました。

下記は主に授業内で触れた内容のサマリーです。

・WebデザインとUIデザインの違い
・UIデザイン、UXデザインの領域や専門性の違い
・アプリにおけるデザインプロセスの紹介
・iOS,Androidガイドラインの紹介とガイドラインを活用したUI設計の基本
・ペーパープロトタイプを通じてインターフェースの設計の概念と企画をUIへ落とし込む体験
・ペーパープロトタイプのレビュを通じてブラッシュアップ
・ビジュアルデザイン制作とプロトタイピングの制度の上げ方

授業で制作されたプロトタイプ

女性向けの美顔撮影アプリ。日々顔の写真を撮影していくことで美容改善の記録と差分をチェックできるアイデア。

高齢者向けのペット写真アルバムアプリ。高齢者の利用を想定して機能を最小限に留め、メニューなどのサイズ、文字間など視認性を意識した設計が特徴。

写真を通じたビジュアルコミニケーションを軸にしたSNSのアイデア。親子や友達間で写真を投稿し合い会話をするアプリ。

デザインの基礎を知ることの重要性

Webデザインとは異なるアプリデザインの概念や基本的なルールが存在します。
デバイスによる体験、視覚的効果の違いを理解せずにビジュアルデザインの制作を進めてしまうことで適切な設計ができていないアプリを制作してしまうケースをよく目にします。今回の授業で触れたデザインの基礎や各ガイドラインを読み解き設計意図を知ることでプロトタイピング段階から利用者を意識した設計を実践することが大切になります。

授業の様子

最後に

弊社では、サービスの企画フェーズからビジュアルデザイン制作までの一連のプロセスを学ぶセミナーやワークショップ等を実施ております。
社内での新規事業の立ち上げやプロジェクトチーム内でデザインの基礎知識を身に付けたい等の課題がある方はお気軽にご相談ください。
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