- date
- 2014.06.15
コンテンツマーケティングを始める前に知っておきたい、ユーザーをつかまえる秘訣
新しいマーケティングの手法として、最近特に注目を浴びているコンテンツマーケティング。ターゲットにあわせたコンテンツを、ブログやSNSなどのメディアを通して配信し、潜在顧客とのつながりを深めていく手法です。
このコンテンツマーケティングを効果的に行うために欠かせないのが、良質なコンテンツを生み出すことです。それには一体、どのような理由があるのでしょうか。
目次
良質なコンテンツが大切な、4つのワケ
1. ユーザーの信頼を勝ち取る
コンテンツマーケティングが成功するかどうかは、コンテンツの出来にかかっています。せっかく潜在顧客の掘り起こしを狙っても、そのためのコンテンツがユーザーにとって満足のいくものでなければ、興味を持たれることもなく、売り上げにはつながりません。
コンテンツの質を上げることは、ユーザーの興味だけでなく、信頼を勝ち取ることにもつながります。
2. Googleの検索エンジンと好相性!
これまでGoogleは、外部からリンクされている数(被リンク数)などでそのサイトの重要度を測ってきました。しかし、最近の検索エンジンのアップデートにより、コンテンツの質をより重視する傾向に変化しているといわれています。
つまり、マーケティング対象のサイトを検索結果の上位に表示させるためには、ユーザーに認められるようなコンテンツを作ることが欠かせないのです。
3. ユーザーが自発的に拡散してくれる
インターネット上で見かけた面白い記事を友人に教えようと、Facebookやtwitterなどに投稿した経験はないでしょうか。このように、面白いコンテンツはユーザーにシェアされ、拡散されていきます。
費用をかけることなく、ユーザーからユーザーへ広まっていくコンテンツ。認知度を上げることが大切なマーケティングにおいて、その効果の重要性は言うまでもないでしょう。
4. ユーザーは「メディア慣れ」している
インターネットで見られる情報には、有益なものからそうでないものまで、様々なものがあります。例えば、大手新聞社などの配信するニュースや論評は、ある程度の信頼性をもって受け入れられていますが、個人ブログで同じようなことが書かれていても、信頼性は劣る場合も多いでしょう。
このほかにも、情報のオリジナル性や内容の濃さなど、ユーザーは常に様々な面から情報を評価しています。このような「目の肥えた」ユーザーに受け入れられるためには、良質なコンテンツを配信していく必要があります。
コンテンツ制作の2つのポイント
コンテンツマーケティングのポイントとなる、良質なコンテンツは、どのように制作すればいいのでしょうか。そのための重要なポイントは「ユーザーの役に立つ」ことです。自分にとって有益なコンテンツを配信していると認識されれば、それだけメディア(媒体)自体の閲覧頻度も増え、評価につながるでしょう。
1. 対象となるユーザーを絞る
当然ながら、どのユーザーに対しても平等に有益な情報を提供するのは難しいため、対象とするユーザーを絞っていく必要があります。
例えばターゲットとするユーザーのペルソナを設定し、どのような志向を持っているのか、どのような情報を欲しているのかなどを分析すること。このような絞り込みによって、よりユーザーに気に入られるコンテンツを配信することができるでしょう。
2. 長期的に運用する
コンテンツマーケティングは、短期間ですぐに成果の上がる手法ではありません。ユーザーからユーザーへと情報が拡散されたり、閲覧したユーザーがその媒体を評価したりするには、ある程度の時間がかかります。その間も、我慢強くコンテンツを配信し続けることが、後の大きな反響を生むポイントになります。
小さな手間で、最大の効果を発揮する!
コンテンツマーケティングが注目されるのは、これまでのマスメディアを利用した広告と異なり、大きな費用投資をせずに大きな効果が期待できる点にあります。また、いったんコンテンツの配信が軌道に乗れば、それほどメンテナンスの手間がかからないことも、評価されます。
このように、小さな手間で、大きな広告効果を期待できるコンテンツマーケティング。あなたの会社も検討してみてはいかがでしょうか。
参考:
3 Ways to Take the ‘Boring’ out of B2B Content Marketing
コンテンツマーケティングの効果と実践法
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