- date
- 2014.05.21
デザインを台無しにしない!ウェブサイトの写真を選ぶときの 5 つのポイント
ウェブサイトに載せる写真は、デザインの一部となり、サイトの印象を変えるものです。
どんなにウェブサイトのデザインがおしゃれでも、写真がいまいちだと、サイト全体のイメージがガタ落ちになってしまいます。
反対に、写真のクオリティーがデザインと同等か、それ以上であれば、ユーザーの目を惹き付けることができるのです。
今回は、ウェブサイトに載せる写真の選び方を、5つのポイントにまとめてご紹介します。
目次
正しい写真の選びかた-5つのポイント
1.使い古された写真は使わない
近年、無料の商用写真が簡単に手に入るようになりました。
そのせいもあってか、いくつかのサイトを見ていくと、「あれ、この写真どこかで見たことがある」というものに出くわすことが多くなりました。
それが毎日更新しているブログならまだしも、企業の顔として一番目立つトップページである場合、ブランドイメージを低下させることにもなりかねません。
ウェブサイトに載せる写真をストック画像から選ぶ場合は、最新のストックから探すようにしましょう。
その際、人気の高い画像には注意が必要です。
そのような画像は、出来の良いものが多く、素材として魅力的です。
しかし、その人気ゆえに、すでに何度も使われている可能性が高く、あまりおすすめできません。
2.会社のイメージと合う写真を選ぶ
ときどき、実際の会社のイメージとは異なる写真を、ウェブサイトに置いているのを見かけます。
モデルのようにファッショナブルな女性が笑顔で電話応対をしている写真や、大規模なオフィスの風景などの写真です。
現実にはそのようなシーンの見られない会社で、そのような写真がホームページに使われていると、ユーザーが見たときにピンと来ないでしょう。
それでは信頼性の高いサイトを作ることが難しくなりますから、会社の本当のイメージに近い写真を選びましょう。
3.オリジナル写真を検討する
アットホームさを売りにしている会社などは、実際に働いている場所や、スタッフの写真を置くことで、ユーザーに親近感を与えることができるでしょう。
予算がある場合は、プロに依頼するのもいいかもしれません。
トップページなどの一番目立つところに置く写真の質が高いと、ウェブサイト全体を一段と見栄えのいいものにすることができます。
4.メッセージ性の強い写真を選ぶ
メッセージ性の強い写真は、一目見ただけで、このサイトは何を言いたいのかがわかります。
そして、写真から伝わるメッセージに惹き付けられたユーザーは、つい文章まで読みたくなるものです。
そんな流れを作り出すには、どんなメッセージを込めるべきかをよく検討する必要があります。
たとえば、顧客が自社商品やサービスを手にしている写真を使うのもいいでしょう。
そのような写真を用いることで、自社商品がこんなにすばらしい結果をもたらすということをイメージで伝えることができます。
5.編集作業を忘れないこと
イメージ通りの写真を確保できたからといって、それだけで満足してはいけません。
写真の出来栄えは、編集の腕に左右されるといっても過言ではないからです。
あなたがプロのカメラマンでなくても、写真を明るくしたり、形を変えたりすることくらいはできるはずです。
そんな小さな違いが、大きな違いとなってサイトのデザインをより良いものに変えるでしょう。
写真はデザインの一部
写真のインパクトによっては、ウェブサイト全体のデザインにも影響を与えかねません。
どんなにウェブサイトのデザインが優れていても、写真が良くなければ、サイトのイメージを壊してしまうでしょう。
今回ご紹介した5つのポイントを押さえて、デザインを台無しにすることのない、適切な写真を選びましょう。
参考:
10 Tips To Choose and Use Photos on Your Web Site
How to Choose Effective Website Photos and Images by Sandra Niehaus
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