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たった8週間で開発されたインスタグラムの誕生秘話

2012年4月、米国Facebookは、写真共有アプリ、『インスタグラム』の開発会社を約10億ドルで買収すると発表しました。『インスタグラム』アプリの特徴は、スマートフォンやAndroidデバイスで撮った写真をオシャレに加工することができるほか、加工した写真や動画をTwitterやFacebookなどのSNSにアップして友人やフォロワーらとシェアすることが簡単にできることです。これによって、世界中のクリエイティブなコンテンツを楽しむことができるようになりました。

今回は、瞬く間に世界的にヒットした写真共有アプリ、『インスタグラム』の誕生秘話をCEOのケビン・シストロム氏に関する記事をもとにみていきましょう。

8週間で誕生した驚異のアプリ、『インスタグラム』

2013年12月現在、世界で1億5000万人以上のユーザーに利用されている『インスタグラム』の開発期間は、わずか8週間だったそうです。ケビンは、当時を回想してこう語ります。

「本当のところ、ここまでの反応は全く期待していなかったよ。」

開発者ケビン・シストロムとは?

爆発的な人気を誇る『インスタグラム』を開発したケビン・シストロム氏とはどんな人物なのでしょう。
1983年生れのケビンは、幼いころからコンピューターに興味を持ち、非凡な才能を披露していましたが、スタンフォード大学入学後は、コンピューター科学から工学専攻に転向しました。

一方、イタリア留学するほど写真を愛していたケビンが学んだのは、デジタルではなく、アナログのトイカメラの郷愁を誘う映像でした。一見、かけ離れて見えるコンピューターとアナログカメラへの興味がやがて後の『インスタグラム』につながるのです。

『インスタグラム』の前身バーブンの開発動機

カメラとITを熟知したケビンが『インスタグラム』の前身となるアイデアを思いついたのは、27歳の時です。当時、ケビンは既にGoogleを去り、元同僚が設立した旅を提案する新興企業Nextstopに在籍していました。

日々、旅のロケーションの確認やチェックインの予定、さらには、現地写真のアップに追われる中、煩雑なプログラムを何とか簡単にできないかと思いついたのが、Flashを必要としない新しい技術HTML5の使用でした。
この時、作られたのが『インスタグラム』アプリの前身となるバーブンのプロトタイプでした。

50万ドルの財政的支援を受ける

2010年、ケビンは、マイクロソフト社でインターン経験がある大学の同窓、マイク・クリーガーと共に『インスタグラム』社を設立しましたが、前途多難でした。そんな時、パーティ会場でたまたま知り合ったのが投資会社ベースライン・ベンチャーズ社とアンドリーセン・ホロウィッツ社の関係者でした。彼らにバーブンのプロトタイプを見せたところ大いに興味を示し、見事50万ドルの支援を受けることができたのです。

試作品のバーブンは、位置情報アプリを開発していましたが、バーブンが写真共有に利用されることが多いことに気づき、写真の分野に活路を見出しました。そこで、ケビンらは、写真に特化したアプリの開発に方向転換しました。2010年10月6日に、AppleのApp Storeに登場してからの活躍はご存知の通りです。

まずは、何かにこだわり、行動しよう

『インスタグラム』の開発者ケビンは、意外ですが、プログラムを正式に学んだ人間ではありません。
また、投資会社と知り合いだったわけでもありません。ケビンの経歴を紹介したのは、一つのことにこだわり、行動すれば、結果は後からついてくるということです。『インスタグラム』の成功は、「写真における人々が持つ最大の問題な何か?」と自ら問いかけ、考えぬいたこだわりと行動力の賜物なのです。

参考:
Instagram: What is the genesis of Instagram? Kevin Systrom

画像: photo credit: GabrielaP93 via photopin cc

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