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これだけはおさえたい!集客力をアップするECサイト設計の5つのポイント

ECサイトを成功に導くうえで、UIは非常に大きな意味を持っています。どんなに欲しいものが見つかっても、複雑で使いにくいサイトでショッピングをしたいと思うユーザーはいないでしょう。「こんなに面倒だったら、買い物に出かけたほうが早い」。そんな声が聞こえてきそうです。

せっかく買う気になってくれた顧客を逃がしてしまうのはもったいないこと。今回はそんな事態を回避するための、UI設計のポイントをご紹介します。

顧客を逃がさないために、最低限おさえておきたいこと

1. パンくずリストは必ず設置する

パンくずリストは、サイト内のどこにいるかを示す役割もありますが、それ以上に大切なのは、ユーザーが欲しい商品を見つけやすくすることにあります。

多くの商品を扱うECサイトではカテゴリが多岐に渡っており、自分の欲しい商品が掲載されているページにたどり着くのは、それほど簡単なことではありません。そんなとき、パンくずリストが設置されていれば最初の検索画面に戻ることなく、1つ上の階層に戻って商品を探すことができるでしょう。

小さなことですが、間違ったカテゴリのページを開いた後で、また最初から検索しなおすのは面倒に感じるものです。このストレスを解消するためにも、パンくずリストは必ず設置しておきましょう。

2. 詳細検索ができるように設計する

衣類やカバン、靴など1つのアイテムから複雑に枝分かれするような商品を扱う場合、詳細検索ができるようにしておきましょう。ユーザーによっては、色や形など、欲しい商品の具体的なイメージがあらかじめ決まっている場合があります。詳細検索ができれば、余計な商品を見ることなく、スムーズに買い物ができるでしょう。

3. 「カートに入れる」だけでなく「欲しいものリスト」も設置する

ユーザーは選んだ商品をすぐに買うとは限りません。ユーザーがしばらく検討したり、買い回りをしたりできるよう、「欲しいものリスト」機能も忘れずに実装しておきましょう。こうした機能があると、「あのサイトで商品を見つけた」という意識付けができたり、次にサイトを訪れたときに思い出してくれたりする効果を期待できます。

4. 商品の追加や削除は簡単にできるようにする

もっといい商品を見つけたり、購入する数を変更したりする場合に備えて、カート内の商品は簡単に調整できるようにしましょう。たとえば、購入する数を変更する際に一旦商品そのものをキャンセルして、もう一度商品とその数を選択する……などのような面倒な手順を強要してしまうと、ユーザーはショッピングそのものをキャンセルしてしまう危険性があります。

5. 言葉は分かりやすく、ストレートに

「チェックアウトする」「ウイッシュリストに追加」などの言葉は、誰にでも通じるわけではありません。ユーザーが操作に戸惑うことのないよう、分かりやすい言葉を使うようにしましょう。「商品を購入する」「欲しいものリストに追加」などのように、誰にでも分かりやすいストレートな言葉がベターです。

ユーザーの欲しいものは、ほかのサイトでも買えてしまう

よほどニッチな商品でない限り、あなたの運営するECサイトでしか、その商品が買えないという状況はないでしょう。使い勝手が悪ければ、顧客は実店舗やほかのECサイトに簡単に逃げていってしまいます。そんなことにならないよう、ECサイトを設計する際には、今回ご紹介したポイントをもう一度見直してみましょう。

参考サイト:
20 Tips for eCommerce Web Design and Usability
21 Tips for Creating Usable Ecommerce Sites

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