- date
- 2014.10.14
思わずシェアしたくなる!バズる記事にするための9つのポイント
WebサイトはコンテンツがシェアされることでPV数を伸ばすことができます。いわゆるバズる記事を書けば、予想もしてなかった数のユーザーを呼び込むことも可能なのです。では、一体どのようにしたらシェアされやすくなるのでしょう? 今回は、シェアされやすい記事を書くために意識すべき9つのポイントをまとめてご紹介します。
目次
シェアされやすいコンテンツに見られる9つのポイント
シェアされやすい記事にするためには、以下の9つのポイントを意識することが大切です。
1. シェアボタンが目につくところにある
シェアされる記事には、シェアされやすい工夫がされているという特徴があります。ユーザーが「シェアしたい!」と思ったときに、すぐ目に留まるところにTwitterやFacebookのシェアボタンがあるといいでしょう。わかりやすいのは、記事の最初と最後です。
また、最近よく見かけるのは記事のコメント欄がFacebookと連動しているものです。そこにコメントを書き込むと、その人のウォールで記録が残り、それを見た周りの友達がその記事について知るチャンスを増やすことができるというものです。
2.あまり知られていない驚きの発見がある
「そんなの知らなかった!」というような、ビックリするような驚きの情報があると、仲の良い友達にシェアしたくなるもの。例えば、世界で実際に起こった出来事や、発表された研究結果など、信憑性のあるものがいいでしょう。
最近では、海外の面白い動画やゴシップニュースなどを翻訳して紹介しているメディアを見かけますが、そのようなメディアには、日本語ではまだ広まっていない新鮮な驚きが詰まっています。
記事のネタを探すなら、テレビや雑誌ですでに紹介されたものではなく、まだ日本では知れ渡っていないものをおすすめします。そのような海外からの情報からサプライズネタを集めて紹介すると、シェアされやすくなるでしょう。
3.画像がキレイ・かっこいい
画像がない、またはあまりいいものではない場合、シェアされる確率はぐっと減ってしまいます。ユーザーはまず記事のイメージ画像を見て、コンテンツに書かれている内容を想像するからです。
せっかくシェアされそうないいコンテンツなのに、画像の選択を間違えたばかりに、バズることなく終わってしまうなんてもったいないものです。だからこそ、画像の選択は慎重に行うべきでしょう。
インターネット上には、無料で使える商用画像もたくさん提供されていますが、細かい使用ルールが設定されているものもあります。知らぬ間に、クレジットを入れ忘れて規定違反をしていたということがないようにしっかりルールを確認しましょう。可能であれば、有料のストックフォトから質の高いイメージ画像を使用したいものですね。
4.動画が面白い・わかりやすい
動画は、スマートフォンからでもスクロールを繰り返すことなくワンタッチで気軽に見られることから、隙間時間に見て過ごす人が増えているようです。文字を読むのは苦手な人でも、受動的に動画を見るのが嫌ということは多くないでしょう。テレビ番組を見るような感覚でクリックするだけで始まるので、リラックスタイムにも最適です。
コンテンツマーケティングでも動画を取り込もうといった動きがありますが、その流れに乗って、全体の1割程度でもいいので動画のコンテンツを含めてみてはどうでしょうか?
すでにインターネット上にある情報でも、それを動画にしてわかりやすくすることでコンテンツの価値が高まります。文字だと伝わりにくかったことが、動画によってスムーズに伝達され、「面白い」「役立つ」とユーザーが感じれば、シェアされる機会もグッと増えるでしょう。
5.季節を感じるタイムリーな話題が含まれている
季節ネタや、イベントネタ、最新のニュースなど、タイムリーな話題はユーザーに好まれるものです。例えば、秋といえば「敬老の日」、「ハロウィン」、「ボジョレー・ヌーヴォー解禁日」などがあります。それらのイベントに合わせたネタを紹介すれば、「もうすぐ敬老の日だからプレゼントを考えよう」といった具合に、ユーザーの興味を引きつけることができます。
また、タイムリーな話題は仲のいい友達にシェアして伝えれば、意見交流を行うきっかけにもなるので、そのような理由からもシェアされやすいといえます。
6.公募や抽選など、お得な情報がある
一般公募や抽選情報、アンケートに答えることで得られるお得な情報などは、シェアして友達にも教えてあげたくなるものです。たまに、コンテンツの記事以外のページにはシャアボタンがついていないという非常にもったいないサイトがあります。しかし、そのようなお得情報を紹介しているページほど、シェアボタンが必要だということを覚えておきましょう。
またコンテンツマーケティングの一環として、自社が行っているお得情報を記事にして紹介し、シェアを促すということもできますね。このときも、シェアしたときに楽しそうな画像が一緒に載るように工夫してみてください。すると、シェアがさらにシェアされ、バズる記事となるでしょう。
7.注目を集めやすいタイトルがついている
タイトルは、ユーザーが記事を読むか読まないかを決める第一要素となります。ユーザーはタイトルでコンテンツの中身をイメージするので、いわば本の題名のようなものですね。
シェアされる時も同じで、誰かが記事をシェアすると、タイトルが目に入ります。しかしそのタイトルが興味を引かないものであれば、せっかく記事がシェアされても、そこ止まりとなってしまうのです。
シェアされ、そのシェアが拡散されるためにも、記事のタイトルは重要だということを頭に入れて、工夫してみましょう。
8.調査や研究の結果などがあり、信憑性が高い
どんなジャンルの記事でも、信憑性が高いものほど説得力が強くなります。例えば、マーケティングジャンルの記事であれば、実際の統計を元にした考察記事にはうなずきたくなるような発見があるでしょう。また、健康や美容に関するジャンルの記事も、「○○の研究者が発表した~によると」とリードが始まれば、自然と記事に引き込まれやすくなります。
そして、記事を読み終えたときに満足感があると、ついFacebookの「いいね!」ボタンを押したくなるものです。基本的に他人が押した「いいね!」の記事は、Facebookでシェアされますから、普通に「シェア」されるのと同じ効果を期待することができます。
9.シェアされやすい投稿時間を狙っている
ソーシャルメディアがよく使われるのは、一般的には学校や仕事から帰ってきて家でのんびりしている時間帯(平日・週末の21時~22時)であることが多いといわれています。また、主婦だけを見ると平日14時~15時が多いようです。
あらかじめシェアされるよう狙うためには、ソーシャルメディアユーザーが多くシェアされやすい時間帯に合わせて準備をしておくといいでしょう。ただし、逆を考えればそのような時間帯には個人の投稿が増えるので、競争を避けて、その前の18時くらいに仕掛けておくのもいいでしょう。
このようにシェアされることを意識して、どの時間帯に投稿するとよいのかを試験的にチェックしていけば、自社メディアにとって最適な投稿のタイミングがつかめるようになるでしょう。
シェアは狙って打ちとめよう
シェアされやすい記事は、内容がしっかりしているのはもちろん、今回ご紹介したポイントのいくつかも押さえているものです。「たまたま偶然」でシェアされる記事を狙うのではなく、シェアされることを狙った記事をどんどん投稿していきたいものですね。
参考:
How to Create Content That’s Meant to Be Shared by Jim Joseph
7 Tips to Get Your Next Article Curated and Shared! By Dorien Morin-van Dam
What Types of Posts Get Shared the Most on Facebook?
ユーザーが最もFacebookを利用する時間帯は?
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