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「Slack」ロゴリニューアルの裏側。Pentagramの設計したブランドアイデンティティとは?

この記事は、2019年1月にリニューアルされたSlackのブランドアイデンティティを担当したデザインファーム『Pentagram』に許可をとり、事例ページを翻訳させていただいたものです。


Pentagramは世界最大の独立系デザインコンサルティングファーム。グラフィックから、アイデンティティ、建築、インテリア、プロダクト、デジタル、広告等多様な領域のデザインを手掛ける企業です。

Slackは、人々の働き方やコミュニケーションのあり方を変えつつあるコラボレーションのハブだ。独自に提供するクラウドベースのコラボレーションツール群で、働く人の生産性向上に寄与している。

Pentagramは、そんなSlackのために新たなブランドアイデンティティを生み出した。そのソフトウェアのシンプルさと使いやすさをうまく捉え、ハッシュタグを模した馴染みのあるロゴをさまざまなスケールやコンテキストに適用できるようにブラッシュアップした。

こうして幅を広げたビジュアルランゲージ(視覚言語)は、洗練されたカラーパレットを用い、ブランドの遊び心に溢れる視覚的特徴を維持している。

このプロジェクトは、Slackの創業者でCEOのStewart Butterfield氏、同社のデザインとブランドチームと密に連携して進められた。

ブランドアイデンティティの変更は、Slackが2013年にハッシュタグ(またはシャープ)を連想させるロゴで創業してから初めてのことだ。ハッシュタグは、チームが個別プロジェクトについて話し合う〝チャンネル〝の頭につくプラットフォームのまとめ役的要素だ。

Slack社内のクリエイティブチームと共に、もちろんSlackでリアルタイムにコラボレーションしながら、私たちは新たなブランドアイデンティティーのあらゆる可能性を模索した。点と点をつなぐ、複雑な結び目、絵文字、人を連想させる形などに加えて、Slack独自のビジュアルボキャブラリーを象徴する候補などが検討された。

最終的に、Slackの親しまれたシャープの価値を保ちながら、複製しやすさやアプリケーション間の一貫性を高めることになった。こうして、オリジナルのロゴをもとにしたグリッドデザインが誕生した。

シャープは、2つの基本的な幾何学模様——「吹き出し」と「ひし形」で構成され、それぞれ抜き取って図形要素として活用できる。

吹き出しは、コミュニケーションとコネクティビティを思わせ、ロゴの丸角を引き継いでカスタマイズされたアイコン・イラスト・モチーフ群の基盤になる。新しくなったシャープは、拡大/縮小しても幅広いサイズで可読性が担保されている。

11色で構成され、背景色が白に限定されていた従来のカラーパレットから、4色に絞ることで扱いやすさも増した。

配色はスクリーンに最適化され、Slack独特の暗紫色がアクセントカラーとして活きている。プラットフォームのメインチャネルでアクセントカラーを使うことで、デスクトップ画面のなかからSlackを瞬時に見分けられるようになった。

これから数ヶ月間にわたって、Slack自体、ウェブサイト、広告素材、ソフトウェア内などで、新たな方向性を披露していく。

 

原文: Slack — Story — Pentagram

翻訳者: 三橋ゆか里

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